第27回日本臨床救急医学会総会でも注目された『RRSで院内急変させない』

日本蘇生協議会出版部(学樹書院)は本年8月1日付で『RRSで院内急変させない』(野々木・武田・藤谷編)を刊行した。
RRS(院内迅速対応システム)は、2022年の診療報酬改定により、急性期充実体制加算の要件となったことから、患者安全マネジメントの面からも医療スタッフの専門的研修の面からも、広く注目されはじめたシステムである。

7月に開催された『第27回日本臨床救急医学会』(大会長:冨岡譲二、鹿児島)でも、重要なトピックスの一つとして位置づけられ、学術集会の併設コースとして同書の著者らによる《RRS 起動要素・対応要素研修コース》が実施される一方、パネルディスカッション《RRS 日本スタイルを確立するー RRT、CCOT の有効な形を提案する》が行われた。このパネルディスカッションでは、施設ごとに方法や基準が一定しない現状のRRSが今後どのように標準化されるべきかといった視点から、各施設が独自に実施してきた取り組みや課題が報告された(座長:川原千香子、森一直) 以下、パネルディスカッションの主な内容を紹介する。

【学樹書院のHPで記事を読む】https://www.gakuju.com/jrc-rrs/

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